2016全国大会

■試合スコア
１回戦　筑紫丘　24　vs　19　田園RS（関東第3代表）
準決勝　筑紫丘　35　vs　07　兵庫県RS（関西第1代表）
決１勝　筑紫丘　19　vs　15　南信州JrRS（関東第1代表）
■観戦記
悲願の全国制覇！！　
　　「県大会、九州大会、そして全国大会　この三つのタイトルを獲る」を目標に、１年前にスタートしたチーム悲願の目標が達成されました！
しかしながら、そんなに簡単に獲れた全国制覇ではありませんでした。
初戦の田園ＲＳ戦、先制トライを奪ったものの2トライをかえされ、前半リードされたままで後半開始、後半2トライを奪うものの1トライかえされ、ゴール差でリードされたまま時間が過ぎていき、後半２０分が過ぎた時には、正直、グラウンドで戦っている選手以外の我々は負けたと思いましたが、１分30秒の僅かなロスタイム、選手達は逆転を信じて攻め続け、そして執念の逆転トライを奪いました。そのままノーサイドとなりましたが、逆転勝利に大喜びするでもなく淡々と、そして相手への敬意も忘れない態度に、選手達のとてつもない成長を感じました。
　兵庫県ＲＳさんとの準決勝。毎年遠征し合っての交歓会を行っていますが、今年は神戸で負けた強豪兵庫県ＲＳさんとのリベンジの一戦。前日の戦いからどれだけ自分達の戦い方を取り戻せるかが課題でしたが、心配は全く無用。相手の長所を出させない完ぺきな戦いをしてくれました。このチームの最高の戦いではなかったでしょうか。
　そして決勝戦、関東第一代表の南信州ＪＲＳさんとのクラブＮＯ1を決する戦い、試合序盤２本のトライを重ね好調なスタートを切りましたが、さすがに決勝戦防御を崩され1トライをかえされ前半終了。後半も最初にモールを押し切られ2点差と詰め寄られるが、ここで自分達の戦い方を取り戻しフィジカルの強さを出し続けトライを奪い、ゴールも見事に決まり９点差。終盤に１トライを返されましたがそのままノーサイド。昨年の３点差の雪辱を果たしてくれた歓喜の瞬間でした。先輩達がなしえなかった全国制覇、本当におめでとう！そして有難う！！
　この１年間、君達がどれだけ頑張ったかの結果です。自信にして下さい。
でも全国制覇以上に私がもっと嬉しかったのは、非常に敗色濃厚な厳しい状況の中でも勝利を信じて、ノーサイドの笛がなるまで諦める事なく戦い、そして勝利してくれた事です。教えられました。諦めない事の大切さを身を持って君達が教えてくれました。
是非これからの一生の糧として大切にしていってください。
これからの高校受験も諦める事無く高い目標に向かってチャレンジしていって下さい！！
　福岡県大会から九州、全国大会期間中、福岡県・九州・日本協会・大会関係者の皆様方には、大会を通して大変お世話になりました。厚く御礼を申し上げます。
また、福岡県ジュニアスクールの皆様方、当スクール関係者・在校生・ＯＢの皆様、その保護者の皆様方には、物心両面に渡り、多くのご支援・ご協力を賜りました。重ねて御礼、感謝申し上げます。
最後になりますが、全ての関係者の皆様方、本当に有難うございました。